<稱名寺納骨堂>

下の壇

<稱名寺納骨廟>

浄土真宗の方で、
墓地を求めて、家族にお墓の心配をかけたくない方、
お墓を相続する身内がいない方に、お使い頂けます。

納骨壇正面

納骨堂一階

納骨壇の中

建物は鉄筋コンクリートの二階建て (コンパクトで簡素な立方体)
地震対策として、支持杭は地下35mの岩盤まで到達。
四面に壁がある、一番丈夫な形です。


気が付けば今はもう、住みなれし人生の秋。
”秋の夕日に照る山もみじ”
紅葉いち枚また一枚、茜に染まり輝き散って、
錦おりなす生涯となす。
仏の大きな優しさに、摂(おさ)めとられた人生は、
解き放たれて転ぜられ、浄土の覚りの仏となる

無常のこの世を漂うわが身。一切を摂(おさ)めとる
浄土の本願思想。全ての川を受け入れる
海の如し。
本堂でお経が響く境内納骨堂。お経は私の
「帰る家」を告げる言葉。参拝して、安堵する時間を
味わってください。
仏縁を慶ぶ皆様との出あいを、楽しみにしています。
見学にお越し下さい。

                         合掌

【稱名寺納骨堂・趣意書】

納骨堂二階

念仏者は、この世が終わると、
「お浄土の開花した蓮の華に座して生まれる」と説かれています。
屋上の蓮台に、その姿を連想してみてください。

納骨壇は永代使用となっております。

「海 一味」とは
浄土真宗の救いを、海のはたらきに重ねて表現された、親鸞様の言葉です。

海は、川の水質・水量・長短を問いません。そのまま迎え入れたうえで、海水の一つの味へと仕上げます。流れ込んだ川の水はもとの姿を留めません。
覚りの浄土のはたらきは、煩悩の生涯を送る私を迎え取り、元の姿を留めずに、覚りの仏と仕上げます。




上の壇
生花一対を
あげられます

納骨壇は、上下に分かれていますが、どちらも体まで収納可能になっています

あかねに染まり 帰る家 
「迎える我が家」 かねて在り
万川帰する 海映え一味
西方浄土に わが華ひらく

地球の歴史46億年。海中にポツンと生まれた小さな命。環境の変化に、適応し、受け継ぎ続けた奇跡の連鎖。
その最後に続く祖父母・父母・私。さらに続け、子供・孫・曾孫。ささやか乍ら、可愛がられた祖父母に叔父・叔母。手間暇おしまず育てた父・母。
この身は常に、おおきな「願いと繋がり」の中にありました。

納骨壇は、体まで収納可能に
なっています。収納数がそれほど必要の無い方は、二階の納骨壇をお勧めします

◎高齢で外出困難になったり、海外赴任等、特別な事情のある
 方は、稱名寺納骨堂にある我が家の納骨壇を遠隔からパソコ
 ンに映し出し、参拝できるよう便宜を図ることができます。

お荘厳は「生花一対、地震のゆれに万全な
「ご遺骨収納鍵」となっています。

納骨堂内部の納骨壇は、色はワインカラーで 一階に148基設置され、
二階には上下二段に分かれた納骨壇を設置。
 ゆったりとした堂内通路になっています。

<相合傘>
浄土真宗独自のすくいである
先手・逆対応・無分別(仏すでに・背く者を・そのまま)を、童謡「雨雨ふれふれ」に重ねてみました。
私にとっての、揺るぎない立ち位置を知らされます。

<角印>
弥陀先手・決定成仏・無分別
「太鼓判を押す」ということばがありますが、確かさを強調する意味で、ハンコの形に載せて表現してみました。

角印

相合傘