<稱名寺納骨堂>
下の壇
<稱名寺納骨廟>
納骨壇正面
納骨堂一階
納骨壇の中
建物は鉄筋コンクリートの二階建て (コンパクトで簡素な立方体)
地震対策として、支持杭は地下35mの岩盤まで到達。
四面に壁がある、一番丈夫な形です。
【稱名寺納骨堂・趣意書】
納骨堂二階
念仏者は、この世が終わると、
「お浄土の開花した蓮の華に座して生まれる」と説かれています。
屋上の蓮台に、その姿を連想してみてください。
納骨壇は永代使用となっております。
「海 一味」とは
浄土真宗の救いを、海のはたらきに重ねて表現された、親鸞様の言葉です。
海は、川の水質・水量・長短を問いません。そのまま迎え入れたうえで、海水の一つの味へと仕上げます。流れ込んだ川の水はもとの姿を留めません。
覚りの浄土のはたらきは、煩悩の生涯を送る私を迎え取り、元の姿を留めずに、覚りの仏と仕上げます。
上の壇
生花一対を
あげられます
納骨壇は、上下に分かれていますが、どちらも4体まで収納可能になっています。
あかねに染まり 帰る家
「迎える我が家」 かねて在り
万川帰する 海映え一味
西方浄土に わが華ひらく
納骨壇は、8体まで収納可能に
なっています。収納数がそれほど必要の無い方は、二階の納骨壇をお勧めします。
◎高齢で外出困難になったり、海外赴任等、特別な事情のある
方は、稱名寺納骨堂にある我が家の納骨壇を遠隔からパソコ
ンに映し出し、参拝できるよう便宜を図ることができます。
お荘厳は「生花一対、地震のゆれに万全な
「ご遺骨収納鍵」となっています。
納骨堂内部の納骨壇は、色はワインカラーで 一階に148基設置され、
二階には上下二段に分かれた納骨壇を設置。
ゆったりとした堂内通路になっています。
<相合傘>
浄土真宗独自のすくいである
先手・逆対応・無分別(仏すでに・背く者を・そのまま)を、童謡「雨雨ふれふれ」に重ねてみました。
私にとっての、揺るぎない立ち位置を知らされます。
<角印>
弥陀先手・決定成仏・無分別
「太鼓判を押す」ということばがありますが、確かさを強調する意味で、ハンコの形に載せて表現してみました。
角印
相合傘