第30回稱名寺報恩講は、12月11日(土)午前の回・午後の回、12日(日)午前の回と、コロナ対策で密を避け、3回に分けて稱名寺本堂にて行われました。両日合わせて、43名の門徒さんが参加されました。皆さんのご協力のおかげで集団感染もなく終了できました。

ご法話は奈良県圓光寺住職の和気秀剛師による
「他力の信心」でした
副住職によるご俗姓拝読
人数制限をして、ソーシャルディスタンスを確保しての着座。

<報恩講>

真宗における報恩講の始まりは

本願寺第3代覚如宗主が永仁2年(1294)の親鸞聖人の33回忌に「報恩講式」(本)を著された事による。
その本の中では3段階に分けて位置付けている。
@真宗興隆の得を讃ず
 親鸞聖人が法然上人の浄土易行に帰入し真宗を開いたので念仏を報恩すべし
A本願相応の徳を嘆ず
 親鸞聖人は自ら他力易行の要路を明らかにした
B滅後利益の徳を述す
 親鸞聖人の遺弟は聖人の祖廟を拝して教えを広めることが滅後利益である

            (以上、本願寺資料研究所2018年12月18日公開講座資料によります。)

第 30 稱名寺報恩講

 昨年同様コロナの為、ご法話の後のお斎はありませんでしたが、ご講師とのお話の機会は復活しました。